― 鬼気迫る太鼓 「御陣乗太鼓」 ―
に行ってきました。
幼少の頃、御陣乗太鼓保存会による佐渡ヶ島
公演を観た時の太鼓の響きが衝撃でした。
今回は御陣乗太鼓の力強い「連打」とこれに
絡み合う「バチさばき」と演者の「凄み」を
もう一度堪能したいという一心で能登に出か
けました。
それと行く先々、能登の魚の刺し身三昧 食
道楽です。
戦国時代の1546年、越後の上杉謙信の軍勢が
能登半島の名舟村にまで押し寄せてきました。
武器らしいものを所持しない名舟村の人達が
考え出した戦法は夜寝静まる上杉軍に対し
夜襲をかけるというものでした。
仮面をかぶり変装して「怪物」となって、
老若男女はもとより神、仏までもが総動員し
て御陣乗太鼓を打ち鳴らし夜襲をかけました。
結果、戦わずして上杉軍を退散させ村を守る
ことが出来たということです。
名舟村の村人たちの命、村の存亡をかけた
鬼気迫る御陣乗太鼓の由来を知ることで
親から子へと先祖を引き継ぐ演者達が作り出す空間に圧倒された私自身に納得です。
いや~、大満足! 心身ともにリフレッシュして帰京しました。
当院のBGMもリフレッシュしました。
「I 私」、「You あなた」、「Friendship 友情」、「Summer 夏」がテーマです。
「The Things We Did Last Summer 過ぎ去りし夏の想い出」の曲でレターメンが歌う
哀愁あるハーモニーやツーツ・シールマンスが吹くハーモニカの音色は歌心があふれて
胸キュンになります。
猛暑の毎日ですが、一年の後半になりました。これから残暑、初秋を迎えます。
変わりゆく日本の風情、風景が楽しみです。
2019年08月07日 14:55